投資が怖い理由
証券会社や民間企業のCMやセミナーなどによる広告、宣伝が投資にいい部分のみを煽るため、勉強不足の初心者が投資をして失敗します。
その事実が、周囲の人や家族に伝わり、投資は怖いというイメージが植え付けられ投資をしないことが正しいとまことしやかに伝えられていきます。
たしかに、日本人は特にこの傾向があり、投資をギャンブルと同じように考え、「悪」と考えている人も少なくありません。
しかし、これは賢明ではありません。
そもそも、投資は非常に難しく高度です。
勉強を始めてすぐに儲かるものではありません。
にわか仕込みで投資をいきなり始めることが諸悪の根源です。
投資をしなければならない理由
政府の現在の目標である物価上昇率2%が達成されると物価が毎年2%ずつ上昇していきます。
現在の預金金利は0に近いので、銀行に預金している場合毎年資産が自動的に減少していくことになります。
また、それに相応する給料が2%以上上昇していかない限り生活は困窮していきます。
さらに、現在の日本は円の供給量を増やしています。供給量が増えれば実質的な価値は減少します。
2008年 90兆円
2012年 130兆円
2019年 512兆円(8月現在)
物凄い勢いで供給量が増加していることがわかります。
このように供給量を増やすことで円の価値は下がっています。
円の価値が下がるということは今、100円で買えるものが120円、130円と上がっていくことを指します。
これに伴って賃金が上がらなければいけないのに実質賃金は下がっています。
よってどんどん、生活が苦しくなっていくわけです。
当然のことですが、円安を誘導すれば海外への旅行や投資について難しくなっていくことはいうまでもありません。
最高に有益な書籍です。