コカ・コーラ(KO)に投資すべき理由
コカ・コーラといえば言わずと知れた炭酸飲料のメーカーです。
配当王とも言われアメリカ最強株のうちの一つです。
配当再投資するだけでも報われる可能性が高いわけですがその詳細について見ていきましょう。
1.チャート
下記のような緩やかではありますが、きれいな上昇トレンドを長期にわたって続けています。
25日移動平均線に支えられ上昇し、現在は上にブレイクアウトしています。健康志向の高まりや一時的な売上減少などにより押し目を作る場面もあるとは思いますが、今後も上昇トレンドが続いていく公算が高いです。
2.財務状況
単位はドルですので2018年12月期の売上は31,856百万ドルです。
(わかりやすく1ドル₌100円と仮定すれば売上3兆1856億円です)売上の減少も見られますが、営業利益率15%以上を保っているため他社との競合優位性が伺えます。
当期純利益率については2017年の税制改革により落ち込む場面もありましたが2018年12月期は平準化しています。
3.配当
配当王と言われるだけあり着実に配当を増やしてきています。2012年に株式分割をしていますので減配したわけではありません。
(上記の表でいうと2012年9月12日0.51⇒0.255ドルとなっています)
基本的に配当利回り3%程度あるため十分な数字であるといえます。特筆すべきはリーマンショック時にも減配していないことです。
多くの企業は減配や無配へと転じましたが、コカ・コーラ社はアメリカ特有の株主を重んじ、大切にしていることの象徴です。
日本であればリーマンショック級の暴落があれば連帯責任とうまいことを言って間違いなく減配していたことでしょう。
ここにも日本株よりも米国株を推奨されるポイントがあるわけです。
ちなみにリーマンショックの起きた2008年9月付近の配当は下記のとおりです。
4.今後について
引き続き増配していく見込みが高いです。
なぜなら、企業の体質というか減配₌経営失敗という概念が非常に強いためこの先ちょっとやそっとでは減配する可能性は低いからです。
投資家としては、短期目線で「悪材料で売る」他の投資家を差し置いて毎月毎月株を買い増し、もらった配当も必ず再投資することで時間はかかりますが、10年後、20年後には他人が追いつくことができないほどの資産を築ける可能性が非常に高いと言えるでしょう。
ちなみに、
元本0円
毎月3万円
年利6%
期間30年で運用した場合いくらになると思いますか?
税金を加味せず計算した場合約3,016万円に達します。
年利6%というのはオーバーに見積もっているわけではなく過去のデータを見ても現実的な数字といえます。
これを実践するには一つのことを継続できるかどうかで決まります。
それは、「下落局面も上昇局面も毎月必ず積立てを実践し得た配当も使わず必ず再投資すること」これができるかどうかで3,000万円という資産が築けるかどうか決まります。
言ってみれば3,000万円という資産は誰でも簡単に作れるわけです。
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