投資家がやってはいけない3つのこと
投資はきちんとした知識と、日ごろからの備えや勉強で投資結果は大きく異なります。正しい選択ができれば、利益を生み出すことは可能です。
天才投資家である必要はありません。そこで今回は、多くの投資家がやってはいけない3つのことを紹介します。
株でも仮想通貨でも上昇している時は、テレビなどで大きく取り上げられ必要以上に煽られます。ここで無能投資家(ここではあえて無能と呼ばせてもらいます)は「お!仮想通貨を買えば儲かるのか」と買いに走ります。
人は上がっているものは買いに走りやすいという性質があります。結果的に高いところで購入しているため、その後バブルが終わり下がったところで売るため大きな損をします。これが一連の無能投資家の例です。
ウォーレン・バフェットの言葉で「投資で成功するには、皆が買いに走っている時は冷静に構え、株が暴落している時には日ごろから狙っていた良い銘柄を勇気を持って、極限まで買い込むことだ」とあります。これを教訓にし、良いものでも上がりすぎていれば投資対象にはならないということです。
知恵には4つのレベルがあります。
わかっており、わかっていると わかっている人は賢明である。 ついていこう。
わかっており、わかっていると わかっていない人は眠っている。 起こしてあげよう。
わかっておらず、わかっていないと わかっている人は学生である。 教えてあげよう。
わかっておらず、わかっていないとわかっていない人は愚者である。 関わりあいになるのをやめよう。
一番のリスクは自分が何をやっているかわっていないことです。株で言えば、なぜその銘柄を買ったのか、どこまでいったら利益確定するのか、損切りするのか。無能投資家はその辺が全てあいまいです。
ちなみに私は、米国株を一生ホールドと決めています。アップルやフィリップモリスなどの株は一生売却しません。永久に配当を生みだすマシーンとして働いてもらいます。この手の損をする人は、株が下がったら間違いなく売ります。なぜなら投資した根拠があいまいなので、下落すると狼狽して売却するわけです。
基本的に長期投資は大きなリターンを得るために行います。具体的には、100万円投じて、2年間は損をしていたが、運よく3年後、上昇して3万円儲かって利益確定をすることを言います。リターンでいうと年間1%です。
アメリカの国債を買えば2%は超えますので1%のリターンは低すぎます。無能投資家はこれでも「あー株で儲かった」というわけです。損をしている時は、ドキドキしながら見守り、少し利益がでたら安心して利益確定するわけです。
既に言いましたが長期投資は大きなリターンを狙います。銘柄にも寄りますが、10年でも20年でも持ち続けて10倍、100倍を狙うという手法をおすすめします。