信用金庫職員時代に上司のパワハラにあい、円形脱毛症うつを発症。 しかし、休職中のサイトアフィリエイトで副業に取り組み、本業を大きく超える収入を得て晴れて社畜を脱出。 毎月100万〜300万の不労収入で生きてます。 信用金庫の営業ノルマ、パワハラ、セクハラ、クソ集金、クレーム、飲み会の幹事で悩んでる人はこのブログを読んで人生変えよう。 詳しくは、無料メルマガでおしげもなくぶっちゃけてます。
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今回は、「銀行員が転職に活かせる強みとは?」について徹底解説します。
かつては銀行といえば、経営が安定していて給与も高く、世間から見れば「あこがれの職業の一つ」であるとされてきました。
しかし近年では、銀行員で転職を希望する人達がかつてに比べ、増加してきているようです。
今回は、銀行員が転職を考える場合に活かせる強みって何?
経験をいかせる業界などについて解説していきたいと思います。
銀行員が転職に活かせる強み7つ
活かせる強みを7つご紹介しましょう。
そもそもポテンシャルがあり優秀
転職をしようとする銀行員を新たに迎え入れる企業にとって、銀行員(特に大手の場合)に対して抱くイメージは以下の通りです。
企業が持つ銀行員のイメージ
・有名大学を卒業していて銀行に入行できるほど優秀
・真面目で几帳面
・お堅い(ルールを厳守できる)
そのようなポテンシャルを持って銀行の中で数年~十数年を過ごしてきた人ならば、客観的に見て一定の能力を保証されていると言ってもよいかと思います。
数字に強い
銀行員は数字に強いです。
元々お金の勘定が商売であるだけでなく、企業の決算書や財務諸表を分析してその企業の業績や信用度を検討するのが本来の業務です。
そういう人材は他の業界の企業から見れば、のどから手が出るほど欲しい人達なんです。
やはりビジネスにける意思決定には、数字ほど説得力のあるものはないですからね。
その点で銀行員の能力は高く評価されます。
論理的思考力
銀行員は、行内で顧客への融資の稟議を決裁部署に承認してもらうために、理詰めで説明できなければなりません。
注意ポイント
・顧客の業績が順調であること
・今回の融資が問題なく回収可能であること
そのような仕事をする中で、
「事実関係を明確に整理した上で、それを論理的に、かつわかりやすく説明するという能力」が身に付きます。
そのような能力を発揮できる人材を他の企業も求めているのです。
コミュニケーション能力(対人折衝能力)
銀行員は顧客折衝が本業です。
例えば、渉外(営業)担当の銀行員は、以下のような場合にコミュニケーション能力を必要とします
注意ポイント
・取引先の経営者との取引勧誘や取引条件交渉
・上司との間での案件採択に関する調整(いわゆる「根回し」や「駆け引き」)
このようにして銀行員は、コミュニケーション能力を高め、その能力は他の企業などでも必要とされるのです。
スケジュール管理能力
銀行員の仕事は、期日管理といっても過言ではありません。
銀行員は管理ができないと仕事にならないといってもよいくらいです。
期日管理とは、例えば定期預金の満期日を管理して顧客に引き続き預けてもらうとか、融資の返済期限に返済資金が入金になっているかを確認することです。
銀行内で出世するには管理能力が問われます。そういう管理能力(いわゆるマネジメント能力)を持つ人材は他企業でも人気があります。
ストレス耐性
ストレス耐性のある人材も各企業で必要とされます。
銀行員は、営業ノルマに責められ、行内の人間関係で揉まれていく中で、相当なストレス耐性を身に付けていきます。
そのようなストレス耐性を持った人材は他の業界でも重宝がられます。
よく勉強する
銀行員はよく勉強します。
例えば以下のような内容です。
銀行員が勉強すること
・業務のために自行の商品やサービスの内容を覚える
・業務に必要な会計・法律・不動産・税務など、様々な方面の知識を習得する
そのような姿勢を持つ人も他企業からすれば欲しい人材となります。
銀行員にとっての強みになる理由
銀行員のアピールできる強みは以上の7点でした。
次にこの点が転職活動で強みにできる理由を説明しましょう。
どこの企業でも必要とされる
銀行員が強みを持つ強み
几帳面さ
論理的思考力
数字への強さ
コミュニケーション能力
上記の能力は、一般のビジネスマンにとっても必要なものです。
銀行員はそれらを日常業務の中で当たり前のように発揮するのですが、この能力をオールラウンドで持つ人材は(銀行外では)意外と少ないようです。
この点で、銀行員は転職市場において強みを発揮できる立場にあると言えます。
銀行員の持つ強みは短期間で得るのが難しい
銀行員も自らの能力を、勤務経験を踏みながら獲得しています。
このような能力は短期間で得るのは難しく、そのため他の人ではなかなか替えが効かない、貴重なものと言えるでしょう。
銀行員が転職を考える理由
次に銀行員は主にどういった理由で転職を考えるのか、について考えてみましょう。
ノルマが厳しい
銀行員が転職を考える際の一番多い理由のようです。
銀行本部は毎期の事業計画を基に、各支店にその分担のための目標を配分します。
支店内ではその目標が各人に割り振られ、これが個人単位のノルマになります。
はっきり言って、ノルマは確かにきついです。
しかもこれが毎年続きます。
特に若手の人達には、「なんでこんなことをやらなければいけないの」と自らの仕事の内容に疑問を持ち、早々に銀行と縁を切るきっかけにする例が多いようです。
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人間関係がつらい
前のノルマの話とも関連しますが、支店の中というのは数十人の行員達が毎日顔合わせをして業務を行う場所です
※まるで支店長が社長の中小企業のようです。
このような狭い人間関係の中で、上司からは毎日のようにノルマの達成状況を聞かれます。
ノルマが達成できていればまだよいですが、達成できない場合は毎日が針のむしろです。
上司からがんがんやられているうちに、それがいやになって銀行員が転職を決意する理由になることも多いようです。
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業界の将来性に不安がある
今日、銀行を取り巻く環境も変わり、業務のデジタル化によって従業員が減らされるという新聞やネットの記事を多く目にするようになりました。
将来はそれがさらに進み、人間の行う仕事の範囲は狭まることでしょう。
そうなると銀行員同士の競争が激化し、それに敗れた人達は出向になり、やがては出向先にそのまま転籍ということになってしまいます。
そんな将来を予想して、早めに銀行に見切りを付けるという人も多くなってきているのではないでしょうか?
プライベートの時間が取りにくい
銀行員の一週間のスケジュールは例えば以下のような感じで、一週間ずっと仕事関連の行事に時間を取られっぱなし、ということが多いです。
銀行員のつらい一週間
【月】残業
【火】顧客の接待
【水】上司・同僚との飲み会
【木】残業
【金】残業、または飲み会
【土】上司・同僚とのゴルフコンペ
【日】銀行からの資格取得指示による勉強
これでは、なかなか自分の自由な時間というのは取れないですね。
こうした生活を続けているうちに激しい苦痛を感じるようなり、それが高じると「銀行を辞めたい」という気持ちに変わっていくことになります。
スペシャリストを目指したい
銀行員に求められる業務知識は以下のようなもので、自行の商品知識を除けばそれらの知識は専門家ほど深くは求められません。
銀行員に求められる業務知識など
・時事問題(政治・経済・社会)に関する知識
・経済、会計、財務、税務、法律、不動産などの業務に関する基本的な知識
・自行の提供する金融商品やサービスに関する内容(特に他行の商品との違い)
専門的な知識が必要になる場合は、各業務の専門家(税務であれば税理士、法律であれば弁護士など)に相談することになります。
もし銀行員がこうした専門家の仕事に興味を持ち、自分も専門家を目指そうとしたら、資格取得のために途轍もない時間を掛けて努力をしないといけません。
銀行員業務との両立は難しく、資格を取得して独立しようと思うかもしれません。
また渉外でも、融資案件などで企業の経営者と接するうちに企業経営に興味が沸いて、「自分も企業経営をしてみたい」と思っても、今の銀行員のままでは企業経営に関わることはできません。
銀行で経営陣に参画しようと思ったら、とてつもない出世の努力をしなければなりません。
となったら銀行員は転職や独立をして、起業家を目指すしかありません。
そのように自分が、ある世界の専門家を目指そうとした場合は、銀行員を辞めて違う世界に飛び込んでいこうと考えることでしょう。
銀行員の転職に向いている業界
それでは、銀行員の転職にはどんな業界がおすすめなのか、という点について見ていきましょう。
公務員
銀行員が公務員に転職するケースはとても多いです。
銀行員も安定性や社会的地位が高く、公務員と共通する点があるためか、公務員を選択するのかもしれません。
あとは民間ではないことからノルマがない、という点が注目されるのかもしれませんね。
公務員になるには試験に合格しなければいけませんが、その点も勉強ぐせのついた銀行員には有利です。
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不動産業界
銀行業界と関係の深い業界です。
銀行の不動産関連融資の経験が役立ちます(住宅ローンなども含む)。
不動産は投資物件としても扱われますので、金融商品と考えれば、金融業界との関係が深いです。
保険業界
法人融資で保険商品の取り扱いを行っていた銀行員にはおすすめです。
現在では銀行窓口で生命保険や損害保険を販売しており、銀行員もその点に関する勉強をしているので、その方面の知識が活かせます。
コンサルタント会社
コンサルティング会社は、リスク管理や金融に関する知識を有するという点で、銀行員を積極的に雇用しているそうです。
銀行員としては有利な業界ですが、さらに
「人の言うことを聞いた上で提案する力」
といった、コンサルタントに求められる能力も有していると言ってよいでしょう。
一般企業事務
銀行員の数字の強さや、会計、財務、税務、法律に関する知識が活かせる業界です。
また銀行との融資交渉などでも力を発揮できますね。
ベンチャー企業
ベンチャー企業には以下の特徴があります。
ベンチャー企業の特徴
・歴史の長い企業に比べれば、組織の整備が十分ではない
・企業経営に必要な、財務、会計、税務、法律といった知識を持つ社員が少ない
・マネジメント能力のある人が少ない
ということで、ベンチャー企業は、企業経営に必要な知識やマネジメント能力を持つ銀行出身者を積極的に雇用します。
企業経営を行いたい銀行員にとっても魅力的な職場に映ると思います。
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銀行員の転職におすすめの資格
次に銀行員におすすめの資格をご紹介します。
おすすめの業界と紐付けてご紹介します。
宅地建物取引士
宅地と建物の取引に関する事務を取り扱う専門家です。
この資格を取得することで、不動産に関する一連の知識習得ができるので、特に不動産業界への転職には有利です。
中小企業診断士
中小企業の経営課題に対する診断や助言を行うのに役立つ資格です。
この資格を取得することで、コンサルティング能力が高められますので、コンサルティング会社の転職には有利です。
また企業経営に関する知識も身に付くので、ベンチャー企業やフィンテック企業への転職にも有利に働きます。
銀行業務検定試験
銀行業務検定試験には、法務・財務・税務・年金アドバイザー・金融リスクマネジメント、といった科目がある検定試験です。
銀行内のほか、証券会社や保険会社でも評価される資格です。
銀行員の転職におすすめの方法
次に銀行員の転職におすすめの方法です。
紹介してもらう
求人を行う企業が、自社の社員に対して転職を希望する人を紹介してもらうことを依頼するという採用方法です。
転職を希望する人にとっては、知人を通じてその企業の実情を事前に知ることができるので、入社後のミスマッチを回避することができます。
転職エージェントを利用する
転職エージェントを擁する転職サイトに登録し、担当のエージェントと共に転職活動をする方法です。
エージェントにも得意業界というものがありますので、自分の希望する業界に強いエージェントを探す必要があります。
実際に転職するとなった場合、転職サイトに登録する必要があります。
リクナビNEXT ※無料登録必須・業界最大手
リクルートエージェント※充実した転職サポート
doda※面接サポートあり
以上の3社がおすすめです。
すべて無料なのでこの3社に登録しておけばOKですよ。
銀行員の転職は本当に有利?
これまで銀行員の転職は有利!という内容で解説してきました。
「本当にどんな銀行員でも転職に有利なの?」
銀行員としてのキャリアが必ずしも有利とはならない業界もあるでしょう。
例えばクリエイティブさが要求される業界などです。
銀行員はどうしてもルールを守るというクセが付いていますので、クリエイティブな感性が求められるような業界は必ずしも銀行員にとっては有利にはならないかもしれません。
クリエイティブさが要求されるデザイン会社などでも経理部もあれば総務部もあるでしょう。
そういった管理系の業務が必要とされる限り、銀行員の能力は必要とされるんです。
銀行員の能力はいわば「つぶしの効く能力」と言ってよいと思います。
まとめ・【銀行員必見!】銀行員が転職に活かせる強みについて徹底解説
「銀行員が転職に活かせる強みとは?」について解説してきました。
銀行員が転職に強みを発揮できる職業であることがおわかりいただけたことと思います。
この記事のおさらい
・銀行員が転職に活かせる強みは7つもある
・銀行員が転職したいと考える理由には銀行員ならではのものがある。
・銀行員に向いている業界は不動産や保険業界などたくさんある。
・銀行員は様々な業界で強みを活かせるつぶしの効く職業
銀行という業界も、これまでは安定してはいたものの、将来はどうなるかわからないと言われています。
この記事をお読みただいて、「自分もちょっと転職を考えてみようかな?」とお考えの銀行員の方が増えるかもしれません。
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