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「天下り」というと、官僚のような国家公務員が民間企業に再就職したりするような場合を言います。
しかし、銀行員にも「天下り」という言葉が使われる場合があります。
それはどんな場合か、といったことや銀行員の出向についても説明していきます。
銀行員の「天下り」とは出向のこと
銀行員の「天下り」という言葉は、はっきり言って銀行員にとってのありがたい言葉ではありません。
銀行員が、50代になって銀行の関連会社や取引先などに出向、のち転籍する、というのは銀行員の人生にとってよくあることです。
しかし、この「天下り」というのはその関連会社や取引先の社員から銀行員の出向を見た時の言葉なんです。
つまり銀行員の出向を、まるで高級官僚が民間会社に天下る場合のように、
出向先社員からの見方
「銀行員様がわが社に来られた」
と言わんばかりの、出向を揶揄する言葉なんですね。
ですから、銀行員が出向先の社員に「天下り」と言われるのはとてもうれしくないものなんです。
天下り先から銀行員は冷たい目で見られる
出向先の社員から「天下り」と言われる銀行員。
その立場はなかなか有難いものではありません。
出向先でも圧倒的な実力を発揮して、出向先の社員をあっと言わせるような方は別として、大抵の銀行員はなかなかそうはいかず、まずは出向先の会社の仕事を覚えるのが大変です。
仕事もできないくせに、銀行員時代の肩書のみに頼って、社員に対して威張ってばかりいる人に至っては目も当てられません。
そんな人は社員から軽蔑の目で見られて、つらい日々を送ることになります。
銀行員が出向になったら、再就職したつもりで心を入れ替えて頑張りましょう。
天下り先から冷たい目で見られないために
銀行員が天下り先(出向先)の社員から冷たい目で見られないためには、どうすればよいか?
答えとしては以下の通りです。
新人になったつもりで一から仕事を覚える
いくら銀行からの出向であろうが、出向先の会社から見れば新入社員とほとんど変わりません。
新入社員であればまじめに一から仕事を覚えないといけません。
わからないことがあれば迷わずに社員の人達に聞いて解決するようにしましょう。
それができないといつまでも仕事を進められるようにならず、かつ会話も成立しないことになってしまいますので、周囲の社員から
と白い目で見られるようになりかねません。
銀行員時代の変なプライドはかなぐり捨てて、一生懸命出向先の会社のために働きましょう。
出向先社員との人間関係確立
出向先の業務内容には最初から十分なじめないのはあたりまえです。
仕事の面ですぐには結果を出せないのであれば、まずは人間関係の確率を重視しましょう。
社員の人達に、こちらから

とか

とか、簡単な言葉で結構ですので、社員の人達との会話を重ねて、社員の人達とのコミュニケーションを活発にさせましょう。
そうすれば、そのうち社員の人達から
と思われるようになります。
そうすればこちらのものです。
銀行員時代の得意技で勝負する
出向先の会社の業務がわからないといっても、銀行員時代に培った様々な能力やスキルがまったく役に立たないわけではありません。
例えば数字に対する強さを発揮して、経理部門で力を発揮することです。
これは意外と出向先社員の全員が必ずしも持っていない能力ですから、この面で実力を示すことで、
と思わせられるようになります。
また、渉外担当の経験が長い人であれば、顧客との交渉に立ち会って、お互いに納得いくような内容にまとめあげることです。
そうすれば出向先の社員の方から
と一目置かれるようになります。
銀行員にとっての出向
銀行員の出向は銀行員の「第2の人生」に例えられます。
先ほども述べましたが、銀行員が出向する、ということは銀行員にとって、
銀行員にとっての出向
「新しい企業に新入社員として入社する」
ということと同じです。
銀行員が出向する場合は、いままでの銀行員として持ってきたプライドはかなぐり捨てて、謙虚な気持ちで新しい仕事に打ち込まなければいけません。
実際に会社の中で出世するかどうかは別にして、銀行員時代のように結果を出すことにこだわって、仕事に打ち込むことに注力してみてはいかがでしょうか?
但し独りよがりで仕事するのは避けて、周りとの協調性は忘れないようにしましょう。
銀行員の出向先は減っている
次に銀行員の出向先について説明します。
最近は銀行員の出向先が以前に比べて減っているようです。
その理由としては、以下のようなものがあります。
出向先が銀行から融資を受ける機会が減っている
かつて銀行の取引先企業が銀行からの出向者を受け入れていたのは、銀行との良好な関係を維持して、いざ融資が必要となった場合に銀行から融資を受けやすくするためでした。
そのため、出向先企業は必ずしも銀行の出向者を人材として必要としてなくても、
出向先にとっての銀行員の受け入れ
「お付き合い」
として銀行からの出向者を受け入れてきました。
しかし最近は、企業も銀行からの融資をあまり必要としなくなってきています。
その理由は、
企業が銀行からの融資をあまり必要としない理由
・企業の資金調達手段が多様化している(増資や社債の発行がしやすくなっている)
・バブル崩壊の反動で企業が銀行融資に頼らなくなっている(銀行に借金をしなくてよいよう、企業内で資金を貯めている)
といったことがあります。
その証拠に銀行の預金に対する融資の割合はこの20年くらいで驚くほど減少しています。
そういったことで、企業側も銀行からの出向者をあまり必要としなくなっているのです。
出向先でもIT化が進んだ
銀行だけでなく、出向先の企業でもIT化が進み、以前に比較して人が要らなくなってきています。
出向先企業としても無理して「お付き合い」をする必要もなくなってきているし、そもそも人が要らない業務形態に変化しているので、銀行からの出向者は
ということになるのです。
銀行員の第2の人生の考え方
銀行で頑張ってきても銀行内でこれ以上の出世が望めないと出向になるし、そもそも出向先も減ってくると銀行内に残れそうもない銀行員はどうすればよいでしょうか。
自分の第2の人生をまじめに考えなければなりません。
今後銀行内に残れる可能性が低く、また出向先にもあまり期待できない場合は、転職すると言う手があります。
銀行員に共通する強みとしては以下のものがあります。
・財務リテラシー
企業の財務内容を分析し、長所や短所を指摘する能力
・情報収集力
自分が達成しようとする目標の実現のために必要な情報を収集、分析できる能力
・コミュニケーション力
企業の経営者との間でも対等に会話して交渉できる能力
また、その上で以下のような、自分が特に培ってきた能力を活かして転職に活かす方法もあります。
資格取得によって培った知識や実務経験
・中小企業診断士
・証券アナリスト
・FP
目標達成のための努力を継続できる能力
営業目標の達成など、シビアな目標を計画的に対応して達成する能力
このような能力を活かして転職のための活動を行えば、かならずその人を採用してくれる企業はあるはずです。
それほど銀行員が持つ能力は他企業からすれば
銀行員が持つ能力
「のどから出るほど欲しい能力」
なんです。
銀行から与えられる出向先があまり魅力的でない場合は、転職という手が有力ではないでしょうか?
働きたくない人に具体的なアドバイス
働きたくないなら以下の方法が選択肢です。
・転職する
・休職して勉強する
・副業で稼いでから退職する
経験則から副業で稼いでから退職することが1番おすすめできます。
なぜなら、副業の期間はきついけど、その山を越えれば向こう30年間働かなくていい仕組みが作れるからです。
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まとめ
銀行員の「天下り」について解説してきました。
銀行員はすでに将来が安泰な職業では必ずしもなくなりました。
今後は出向先も減ってくることが予想されます。
しかし、本来銀行員が持つ能力は、世間一般から見て決して低いものではなく、むしろ高いほうです。
そうであれば銀行員はもっと自分の持つ能力をうまく活かす方法を考えるべきだと思います。
最後にまとめです。
この記事のおさらい
・銀行員の「天下り」は出向先社員から見た言葉で、ありがたいものではありません。
・銀行員は出向先で煙たがれないよう、しっかり頑張らないといけません。
・銀行員にとっての出向はこの先明るいものではありません。
・銀行員は転職など、自分の持てる能力を活かす道を考えるべきです。
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